まとめノートの作り方

試験本番から逆算する 　で、試験本番１週間前からは、

付箋紙による「まとめノート」を使って記憶を定着をはかりましょうと書きました。

また、勉強効率を上げる、その１ 　でも、付箋紙「まとめノート」がどのようなものかを説明しています。

今回は、上の付箋紙による「まとめノート」の作り方を考えたいと思います。

単純です。

まとめノートなのに、参考書の丸写しにならないために、

問題集から付箋紙「まとめノート」を作りましょう。

そして、

「カンニングペーパーをつくって勉強する」効果がすごいらしいので試してみた（※悪用厳禁） – STUDY HACKER（スタディーハッカー）｜社会人の勉強法＆英語学習

で読んで思い付いたのですが、

カンペを作るように、要点を付箋紙に書き出します。

　まとめノートを作る時期

「まとめノート」は、問題を解きながら作っていきましょう。

何故ならば、参考書から「まとめノート」を作るとすると、参考書の丸写しとなり兼ねません。

だから、問題集や過去問の問題を解いているときに「まとめノート」を作りましょう。

この問題を解くには、この知識があれば解けるという知識を「まとめノート」用付箋紙に書き出していきます。

ここで、カンニングペーパーを作る要領で、コンパクトにまとめて書き出すことを考えましょう。

カンペとの違いは、付箋紙１枚には要点を１つにしてください。

どんなに余白が多くてもです。

例えば、この問題はこの公式で解ける、の、その公式を「まとめノート」用付箋紙に。

もしも、公式が２つ必要なら、付箋紙を２つに分けて、１枚１公式で作りましょう。

また、この問題が「○」になる理由はこれだ、というこれを「まとめノート」用付箋紙に。

「✖️」になる理由はこれだ、というこれを「まとめノート」用付箋紙に。

すると、問題を解くのに必要な知識だけが「まとめノート」にまとまってきます。

要らない論点が入ることがありません。

ここで、注意点があります。

「まとめノート」用付箋紙に、何年の何問目の問題からの「論点」なのか出典を記録して置くことです。

後で振り返りができるようにしておかないと、何についてまとめたのかが分からなくなることがあります。

また、法律関係の「まとめノート」ならば民法第〇〇条関係とかも書き込んでおきましょう。

私が、付箋紙ノートを勧める理由を少し書いておきます。

昔の私も問題集から「まとめノート」を作っていました。

そして、昔の私は、A５のルーズリーフノートを「まとめノート」に使っていました。

各々の問題から必要な知識を抽出していくので、同じ論点が「まとめノート」の色々なところに出てくるはめになります。

あちこちに同じ論点があり、また同じページに他の違う論点が書かれていたりします。

すると、同じ論点でも捨てるに捨てられず、無駄なページが増えてきます。

これらを見やすくするためには、新たに書き直さないといけなくなります。

これこそ無駄な時間です。

この時間の無駄をなくすために、

付箋紙ノートで「まとめノート」を作ることを推奨しています。

同じ論点が何回出てきても、付箋紙を重ねて貼っていくか、問題の出典だけを元の付箋紙に転記して捨ててしまうか、ができます。

また、順番の入れ替えも貼って剥がしてで自由にできます。

だから、まとめ方も自由です。

項目ごとに分けるとか、似た論点を横に置くとかです。

点の知識が線の知識になることがありますよ。

　まとめノートの使い方

ある問題集から「まとめノート」を作り終わったら、まとめた部分を覚える必要がありますよね。

問題を解くのに必要最小限の知識を抽出するために、「まとめノート」を作ったのですから。

後は、「覚えるだけです。」のはずなのですが、

これでは、試験本番の時に、自信を持って解答ができないのです。

今回の電験２種の１次試験の理論が、まさに「まとめノート」で勉強したのです。

Ｒ４年度電験２種、１次試験を受けてきました。 　に書きましたが、時間がありませんでした。

最後は、「まとめノート」を覚えることに集中しました。

そして、理論の試験が終わった時には、全く自信が湧いてこないのです。

今回の理論は、自己採点によると６割で、ギリギリで合格しているはずです。

この自信の無さは、要点を覚えただけで、使い方の練習をしていないからだと思うのです。

「まとめノート」を作り終わったら、

「覚える」と同時に

「まとめノート」を使って過去問を解いてみましょう。

そうです、「まとめノート」に抽出した知識の、使い方をも練習する必要があるのです。

　まとめ

「まとめノート」は付箋紙ノートで作りましょう。

問題集から「まとめノート」を作りましょう。

最後に、「まとめノート」を使って過去問を解く練習をしましょう。

でした。

おまけ

付箋紙ノートには、付箋紙が必要ですよね。

できれば、全面のりの付箋紙が良いと思いませんか。

１００円ショップのダイソーにあるみたいですよ。

または、

まとめ買いなら、

がありますよ。