どの資格を狙うにしろ、その勉強には順番があるのではないかと思います。
と考えて、ネットを調べてみると、「参考書から派」と「問題集から派」がいるみたいです。
参考書を読む、問題集を解く、その他の時期や順番について考えてみたいと思います。
私が考える「一般的な勉強の順番」
今、私が思っているベーシックな勉強の順番は、
1、参考書を2回ぐらい、まず読む。
2、過去問の問題集を3回ぐらい、解き、解説を読む。
3、参考書と解説を使って、過去問集の解答精度をあげる。
4,本番試験1か月前からは、各年度過去問を、実際の試験時間と同じ時間で解く練習をする。
問題集から始める、について
WEB上で調べると、「参考書から始めるのは効率が悪い」という意見をよく見ます。
過去問集から始めるべきであり、参考書は辞書代わりに使うべき。
この意見にも一理あるとは思います。
この過去問集から始めるの利点、欠点について考えてみたいと思います。
利点
何と言っても、時間の短縮ですよね。
参考書を読む時間が短縮されますから。
過去問は、解説を読めば解き方や考え方が理解できるはずです。
それでも難解な過去問は、参考書で調べましょう。
欠点
全体像が把握できない。又は難しい。
これだけではないでしょうか?
過去問は、枝葉の葉の部分にあたるところから出題されるのが多いと思います。
言い方を変えると、細かい部分から問題は出題されていると思っています。
問題が細かい部分から出題されているならば、その解説も細かい部分を中心に解説されているはずです。
細かい部分(問題)から見ていくと、その問題が全体のどこに位置するかが見えにくい気がするのです。
拙い私の場合
昔、司法書士の勉強を過去問中心で構成された問題集だけで始めたのですが、1年経っても全然分かりません。
今は、司法書士は諦めてます。
今思うに、1題が5肢から成り、その5肢は各方面から寄せ集めで構成されているのです。
例えば、第1肢は民法〇〇条から、第2肢は民法△△条からと多岐に渡っているのです。
こんな問題の解説をただ読んでいても、頭に入ってきません。
この場合は、民法〇〇条に関する問題のみを集め、ノートを作るべきだったと思います。
しかし、この作業は時間がかかりそうですよね。
結果、試験の種類とその人のレベルにもよるのでしょうが、
参考書から始めるのが良いのではと痛感しています。
まとめ
その人が持っている能力や、過去問を扱っている問題集にもよるのでしょうが、
基礎から応用に、全体から細部に学習するべきです。
また、細部は細部毎にまとめるべきだと思っています。
この条件を満たしている問題集があれば、その問題集だけで良いと思います。
そのような都合の良い問題集があまりないので、
基礎と全体は参考書で始めるべきです。
1、参考書を2回ぐらい、まず読む。
問題集にある解説の要点は、テキストに書き込む。
2、過去問の問題集を3回ぐらい、解き、解説を読む。
3、参考書と解説を使って、過去問集の解答精度をあげる。
直前には、本番に慣れるために模擬試験や過去問を利用しましょう。
4,本番試験1か月前からは、各年度過去問を、実際の試験時間と同じ時間で解く練習をする。
この手順が、基本ではないでしょうか。
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