いくつかの国家資格を取得していた頃の話しですが、
その当座一番の役に立ちそうな資格と言えば、電験3種でした。
今思えば、電験3種は、十分役に立つ資格です。
いま、この資格で食べています。
その時は、独立できる資格が欲しいと思って探していました。
そこで目をつけたのが、司法書士です。
当時の暇つぶしの読書でした。
この読書に代えて、勉強を始めることにしたのです。
どんなに本を読んでも、小説家にならない限り、将来においてお金になりません。
この考え方が、資格マニアの始りです。
そして司法書士の良いところが、格段に難しいことでした。
ただし、私の能力を超えて、難し過ぎました。
これから落ち続けて、結果諦める羽目になります。
司法書士の説明
ここで、少し司法書士について説明しておきます。
司法書士の主な仕事は、不動産登記と商業登記です。
不動産登記は、家を持っている人なら一度は聞いたことがありますよね。
「所有権保存登記」「所有権移転登記」「抵当権設定登記」「抵当権抹消登記」等等。
これらの「登記」を「登記所」に、資料を作成して、提出してくれるのが司法書士です。
他には、「供託」「簡易裁判所の訴訟代理」等があります。
街の法律家と言われています。。
何故に司法書士
司法書士は、士業なので独立ができます。
当時、54歳で定年を迎えることになる私です。
司法書士を取って、数年司法書士事務所で修行して、最終的に独立する。
と言う夢を見ていました。
自分の能力を考えていませんでした。
司法書士試験について
司法書士試験は、正確には覚えていませんが、10回近く落ちています。
最後の方は、勉強もしないで受けるだけの状態でした。
最初の時期においては、市販の問題集を中心に勉強していました。
司法書士専用の参考書を使った覚えがありませんし、街の書店で見た記憶もありません。
民法も、専門家用の入門書と言った感じの本でした。
だから、何が試験に結び付くかも分からない状態で本を読んでいました。
また、中心に使っていた問題集も、〇〇年度の問△△ごとには分類分けされているのですが、
その問△△が広い範囲から寄せ集めての出題です。
問題を読んでから解説をいくら読んでも、5個(5肢択一問題ですから。)の独立した説明文として理解されるだけでした。
問題を10問も読むと、50個の単独の説明文を読んだだけに終わってしまいました。
点の知識が、面の知識に発展しない、雰囲気です。
最後の方に、通信講座も取ったのですが、手を付けることなく司法書士の受験を諦めました。
モチベーションが無くなっていました。
司法書士の受験経験
点の知識が面の知識に発展しない問題については、付箋紙ノートで解決できるのではないかと思います。
付箋紙ノートについては、
まとめノートの作り方 に書いているので見てみてください。
この手法を使って、点(例えば民法1条)に、多くのその点に関する知識を付箋紙で集めて面にする。
時間はかかりますが、10年を無為に過ごすよりはましだと思います。
また、今なら良い通信講座が沢山あるみたいです。
等々、私が今アフィリエイトできるところを載せてみました。
この他にも、色々と通信講座はあります。
通信講座も、時間を無駄にしない方法のひとつです。
資料請求をして、よくよく吟味してからにしましょう。
さいごに
この試験から多くのことを学びました。
そのひとつが、環境の重要性でした。
10年近くの間には、何度か引越をして、環境が大きく変わりました。
それに伴い勉強に対するモチベーションも大きく変わりました。
今61歳のオヤジに、司法書士としての将来があるか分からないので、再度受験するは分かりません。
それでも、暇ができたら、再チャレンジしてみたいものです。
ただし、独学で、市販の司法書士専用の参考書と問題集を使って。
勉強法は、資格試験の勉強法 | 電験オヤジの勉強部屋 に従って進めたいと思います。
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