資格試験を受験する社会人は、おしなべて時間がありません。
その中で悩むのが、独学で行くか?通信講座が良いのか?通学講座に通えるのか?ですよね。
今回は、独学・通信講座・通学講座について考えてみたいと思います。
結果は、
都会に住んでいて、お金があって、時間に余裕のある、人は通学講座が一番楽に資格を取れます。
お金はあるんだけど、田舎暮らしだ、通学の時間がない、または通学するほどのお金はない、人は通信講座ですよね。
お金のない人は、独学一択です。
と、ここまで書いて、「お金」「お金」といやらしい話になりそうなので、
純粋に「利点」「欠点」を見ていきましょう。
ちなみに、私は独学派です。
予備校
予備校の利点はなんと言っても、ライバル兼仲間が近くにいることです。
モチベーションの維持にはもってこいです。
次は、直ぐに質問ができることです。
分からないことに悩んでいる時間が減り、効率よく勉強が進みますよね。
受ける講義の進捗状況により、強制的に前に進んでくれるので、自分で予定を立てる必要がありません。
私は、前の仕事で、20人ぐらいを相手に講義をしていたことがあります。
その経験から言うと、相手が理解しているかしていないかは、なんとなく分かるものです。
予備校の講師も理解していなのは肌で感じているので、その場に合った講義を、臨機応変に変えてくれるはずです。
だから、人から教わったら理解が早いのです。
これも、予備校の大きな利点です。
次に予備校の欠点です。
まず、講師を選べません。
優秀で、自分に合う講師だと、話を聞くだけで理解が進みます。
反対に、自分に合わない講師だと、眠くなってしまいます。
また、講義の授業時間が決まっています。
時間の決まった仕事でないと、講義自体が受けれません。
また、自宅の近くに予備校がない場合も、予備校に通えません。
そして、最初にも書きましたが、お金がかかります。
通信講座
通信講座の利点は、勉強時間が自由になることです。
通信なので、住んでいる地域に関係なく受けることができます。
今はパソコンを使って動画で講義を受けることができます。
何時でも、何回でも講義を視聴することができるので、積み残しが少ないはずです。
また、多くのところでは、規定はあるものの質問は受け付けています。
リアルタイムの質問はできませんので、時間はかかりますが質問自体はできます。
一般的に、期日までに一定の講義を履修し、それに合ったプリントの問題を解いて提出するシステムになっているはずです。
通信講座の予定に乗ってしまえば、通信講座も予備校と同じく、自分で予定を立てる必要がありません。
通信講座の欠点は、
予備校に比べて強制力が弱いので、自分を自分で律していかないと、通信講座の予定に乗れません。
期日までに講義を視聴して、添削問題を提出することです。
予備校も同じですが、テキストが選べません。
講義用のテキストが通信講座の会社から送られてきます。
このテキストに、優劣の差があるとのことです。
最後に、予備校ほどではないですが、お金がかかります。
独学
独学の利点は、
何と言っても、安く上がることです。
テキストと問題集の費用だけと言っても過言ではありません。
そして、テキストも問題種も自分で選べます。
大きな本屋に行って、自分で見て、比較してから買うことができます。
(テキストの販売されてない資格試験もありますが。)
また、利点でもあり欠点でもありますが、勉強時間は自由です。
いつまでにこれをやらなければならないと言ったことが、一切ありません。
独学の欠点は沢山あります。
勉強時間が自由なので、自分で予定を立てて勉強するしかありません。
加えて、質問ができません。
分からないことがあっても、自分で解決するか、飛ばすしかないのです。
(その時に分からなくても、勉強が進めば分かってくることはあります。)
これらのことから、自分を律すること(モチベーションの維持)が、予備校や通信講座に比べて、はるかに重要であり大変です。
注意事項
予備校と通信講座は、よくよく吟味してから選びましょう。
使用しているテキストが薄っぺらなテキストだった、なんて話も聞きます。
また、合格者数で判断するのではく、合格率で判断するようにいましょう。
同じ50人でも、100人中か1000人中かでだいぶ違います。
講座の金額が高いから良いというものでもないみたいです。
資料請求できるものは資料を取り寄せて見比べる。
そして何よりも、経験者の口コミを調べましょう。
お金と時間が無駄にならないように。
まとめ
色々と書いてきましたが、一般の社会人にとっては勉強する時間がありません。
また、都会に住んでいる人ばかりではないので、予備校は難しい人が多いと思います。
と考えると、通信講座か、独学か、が主になると考えます。
通信講座は、できるだけ多くのところから資料をかき集めることから始めましょう。
独学は、できるだけ大きな書店に行って、参考書を選びましょう。
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